【ワーケーション×補助金×温泉】が叶う自治体11選:仕事しながらお得にリフレッシュ!

ワーケーション補助金

近年、仕事(work)と休暇(vacation)を組み合わせた「ワーケーション」が注目を集めています。いつもの職場や自宅とは異なる場所で、仕事と休暇を両立させるという新しいスタイルの働き方です。

仕事に集中できる環境とリフレッシュできる環境が揃った温泉地は、まさしくワーケーションに最適の場所。さらに補助金制度を活用すれば、費用を節約しながらワーケーションを満喫することができます

本記事では、ーケーション補助金制度を導入している温泉地の自治体をご紹介します。制度を上手に活用しながら、美しい自然に囲まれた温泉地で、心身ともにリフレッシュしながら仕事に取り組んでみてはいかがでしょうか。

そもそもワーケーション補助金制度とは?

「ワーケーション(Workation)」とは、「Work(仕事)」と「Vacation(休暇)」を組み合わせた造語で、「リゾートホテルや地方のキャンプ場など、いつもの職場や自宅とは異なる場所で働き、同時に休暇取得も行う新しいスタイル」を意味しています。

ワーケーション補助金とは、ワーケーションをした際に受けられる助成金のことです。助成によって地域に人を呼び込んだり、ワーケーションを通して地域の経済を活性化したりするために、近年では多くの地方自治体で補助金制度の導入が進められています。

ワーケーションワーケーション補助金制度については、それぞれ以下の記事で詳しく解説しています↓

ワーケーション補助金制度のある温泉地自治体

北海道(富良野市)

北海道 富良野市

富良野市の紹介

北海道の心地よい風が吹き抜ける富良野市は、市域の約7割を山林が占め、都会の喧騒を離れてゆったりとした時間を過ごすことのできるまち。夏には一面に咲き誇るラベンダー畑が絵画のような風景を描き出し、冬はスキーをはじめラフティングやトレッキングなど北海道らしさを満喫できる豊富なアクティビティが満載です。年間約190万人もの観光客が訪れる、国内有数の観光リゾート地となっています。

富良野市の温泉

富良野市には、天然温泉や絶景を楽しめる露天風呂など魅力ある温泉がたくさん存在します。富良野市の「ワーケーション実証費用助成金」を活用しながら、ワーケーション×温泉を楽しんでみてはいかがでしょうか?

  • 新富良野プリンスホテル
    • ホテル温泉棟2階にある「紫彩の湯」。源泉は富良野大地の地中1,010メートルにある湯脈。なめらかな肌ざわりの湯が心身の疲れを優しく癒してくれます。
  • ハイランドふらの
    • 温泉と大きなラベンダー畑を抱える公共宿泊施設。雄大な十勝連峰を眺めながら入ることのできる露天風呂が寛ぎのひと時を演出します。
  • CHALET BURLAP FURANUI
    • 富良野スキー場まで徒歩5分、富良野で唯一の『トロン温泉』を備えたホテル。トロン温泉の素である「トロン浴素」を源泉としており、10の効果効能があります。

富良野市のワーケーション補助金制度

富良野市では「ワーケーション展開費用助成金」を導入しています。市外の企業・団体の役員・社員(職員)又はフリーランス・個人事業主を対象に、将来的な移住・二拠点居住、サテライトオフィス進出、ローカルベンチャー、空店舗のコミュニティ創出、研修・合宿型などのワーケーション事業実施に必要な経費の一部を助成します

補助金の詳細はここをクリック
対象者

市外の社員等【企業・団体の役員・社員(職員)又はフリーランス・個人事業主】(日本国内に住所を有し、居住実態がある者)

期間

令和6年4月1日から施行

補助金の内容
対象事業対象経費補助率・限度額
1. 子育て向けワーケーション・移住体験支援事業宿泊費
レンタカー代
宿泊費:2/3以内(上限10万円)
レンタカー代:1/2以内(上限5万円)
2. 転職なき移住者向けワーケーション・移住体験支援事業宿泊費
レンタカー代
宿泊費:2/3以内(上限10万円)
レンタカー代:1/2以内(上限5万円)
3. アグリケーション体験支援事業旅費定額3万5千円
4. サテライトオフィス進出・コミュニティスペース創出ビジネス検討支援事業旅費道外3万円/人
道内2万円/人
5. 人材育成・チーム合宿ワーケーション実施支援事業旅費道外3万円/人
道内2万円/人
6. ワーケーション実施支援事業旅費道外2万円/人
道内1万2千円/人
助成要件
  • 市内事業者等が実施するゼロカーボン推進を目的とした体験プログラムに参加すること。
  • 助成対象期間中の消費(支出)額を積算、算出すること。
  • 助成対象期間中、ワーケーションの実施をSNSで紹介し、本市の魅力を拡散すること。体験終了後は市に体験記及び関連画像を提出するとともにSNSによる情報拡散に努めること。
  • 助成対象期間中、本市の関係者と1回以上、情報交換会あるいは交流会に参加すること。
  • そのほか、事業ごとに助成要件を定めているため要綱を確認すること。
北海道富良野市「ワーケーション展開費用助成金」紹介サイト
【ご案内】令和5年度「ワーケーション実証費用助成金」について - 富良野市
「ワーケーション実証費用助成金」を活用し、富良野市でワーケーションを実施しませんか? 富良野市では、市外企業の社員...

北海道(浦河町)

北海道 浦河町

浦河町の紹介

北海道の南部に位置する浦河町は、雄大な日高山脈と豊かな太平洋に抱かれた自然豊かな町。約200の牧場や東洋一の規模を誇るJRA日高育成牧場があり、3,000頭以上のサラブレッドが駈け回る「日本有数の馬の町」としても知られています。日々の喧騒から離れ、自然の中でゆっくりとした時間を過ごすことができます。

浦河町の温泉

  • うらかわ優駿ビレッジAERU
    • 馬と自然とふれあえるやすらぎの里。広大な敷地の中には、乗馬や引き馬体験、パークゴルフ、歩くスキーなどアクティビティも充実しています。館内には日高山脈を望む7種の展望風呂とサウナを完備。

浦河町のワーケーション補助金制度

浦河町では、「ワーケーション誘致推進事業補助金」という制度を導入しています。高管内に本社、支社、事業所等の拠点を有していない企業・団体を対象に、ワーケーションを目的として町内の宿泊施設に2泊以上滞在した場合、交通費や宿泊費、テレワークオフィス使用料を補助します。

補助金の詳細はここをクリック
対象者

日高管内に本社、支社、事業所等の拠点を有していない企業・団体

補助金の内容
対象経費補助率・限度額
交通費・宿泊費・テレワークオフィス使用料10割(上限120,000円/1企業)
助成要件
  1. 国、都道府県その他地方公共団体から同種の補助金等を受けていないこと
  2. 町内の宿泊施設において、3人以上で2泊以上の宿泊をすること
  3. 本町のワーケーションポータルサイトに掲載する記事の取材やアンケート等に協力すること
  4. 滞在中の様子をSNS等で発信し、本町の魅力を拡散すること
  5. 滞在中、本町の担当者との情報交換会に参加すること
北海道浦河町「ワーケーション誘致推進事業補助金」紹介サイト
浦河町ワーケーション誘致推進事業補助金 – ワーケーション・テレワーク in 北海道うらかわ町

北海道(新得町)

北海道 新得町

新得町の紹介

北海道のどまん中、東大雪の山々と日高山脈に抱かれた新得町は、四季の風景、旬の食材、温泉、乗馬など、自然と時間を贅沢に使った楽しい遊びであふれるまち。夏は登山やラフティング、冬はスキーやスノーシューなど、四季折々のアクティビティも楽しめます。

新得町の温泉

  • トムラウシ温泉 東大雪荘
    • 周囲は「カムイミンタラ」(神々の遊ぶ庭)と呼ばれるトムラウシの登山口そばにある秘湯の宿。温泉は湯量豊富な源泉掛け流しで、大自然を望みながら入浴できます。
  • 湯宿くったり温泉 レイク・イン
    • 大自然と湖に囲まれた隠れ家的リゾート。天然温泉の明るく広々とした内湯と、本場フィンランド式サウナを楽しめます。
  • ALL SEASON RESORT十勝新得温泉「和火」
    • 日高山脈を望める大自然の中で、源泉から湧き出るのヒノキ風呂でゆったりと寛げます。最大47名まで受け入れ可能、全館Wifi完備なので企業ワーケーションにも最適です。

新得町のワーケーション補助金制度

新得町では、「ワーケーション実証費用助成金」という制度を導入しています。町外の企業又は団体の社員又は職員を対象に、新得町の宿泊施設に滞在しながらワーケーションを実施した場合、宿泊費の一部を助成します。

補助金の詳細はここをクリック
対象者

テレワークの活用を通じて柔軟な働き方を推進する企業もしくは企業等に所属する社員等

補助金の内容
対象経費補助率・限度額限度日数
宿泊費1/2以内(5,000円/1泊)7泊
助成要件
  1. 本町の宿泊施設に連続して4泊以上の滞在をすること。
  2. 滞在期間中、ワーケーションの実施をSNS等で紹介し、本町の魅力を発信すること。(ハッシュタグ「#しんとくワーケーション」をつけて投稿していただきます。)
  3. 滞在期間中、本町の関係者などと1回以上の情報交換会または交流会に参加すること。
北海道新得町「ワーケーション実証費用助成金」紹介サイト
https://www.shintoku

北海道(妹背牛町)

北海道 妹背牛町

妹背牛町の紹介

北海道の中央部、石狩川のほとりに位置する妹背牛町は、豊かな自然と農村風景が魅力的な町。どこまでも続く田園地帯では、米、小麦、大豆などの農作物が栽培されています。特に妹背牛町で生産される「きたほなみ」という品種の米は粘りと甘みが特徴で、全国でも高い評価を受けています。

妹背牛町の温泉

  • 妹背牛温泉ペペル
    • 2種類のそれぞれ温度と泉質の違う源泉をブレンドし、加温・加水・循環ろ過のない純粋な源泉掛け流しが自慢の温泉。サウナやバイブラバス、露天風呂のほかレストランもあります。

妹背牛町のワーケーション補助金制度

妹背牛町では、「移住体験等支援事業」を推進しています。妹背牛町へ移住を検討している方もしくはテレワーク等を行う方を対象に、町内施設「妹背牛温泉ペペル」の宿泊費を1泊あたり最大3,000円まで助成します。

補助金の詳細はここをクリック
対象者

妹背牛町へ移住を検討している方もしくはテレワーク等を行う方

期間

助成対象期間:7月、8月、12月、1月以外の月

補助金の内容
対象経費補助金額
宿泊費3,000円/1泊
助成要件
  • 「妹背牛温泉ペペル ムービングハウスC棟、D棟」に滞在すること。
  • 滞在期間中に移住体験とヒアリングに参加すること。
北海道妹背牛町「移住体験等支援事業」紹介サイト
移住体験等支援事業|移住情報|妹背牛町ホームページ

岩手県(一関市)

岩手県 一関市

一関市の紹介

岩手県の南に位置する一関市は、豊かな自然と歴史、文化が息づく魅力的な市。夏は登山、冬はスキーやスノーボードを楽しめるスポットとして人気です。また、奇岩が豊富な渓谷「厳美渓」、個性豊かな8つの温泉から成る「一関温泉郷」など、観光資源も豊富。世界遺産の街「平泉」へのゲートシティとして、多くの観光客でにぎわいます。

一関市の温泉

古くから湯治場として親しまれてきた温泉から近年になって湧き出した温泉まで規模も個性もさまざまな「一関温泉郷」。豊富な湯量と豊かな自然に囲まれ身体も心もリフレッシュしてくれます。

  • 須川温泉須川高原温泉
    • 栗駒山の北麓、標高1,126メートルにある湯量たっぷりの温泉。泉質は日本でもまれな強酸性のみょうばん緑ばん泉で、古くから湯治客が多く訪れます。大露天風呂、名物のおいらん風呂(蒸し風呂)もおすすめ。
  • 真湯温泉真湯温泉センター
    • 栗駒国定公園の大自然の中に、温泉と野外活動施設を併せ持つリゾートゾーン。原生林散策、祭畤スノーランドでのスキーなども満喫できます。低張性中性の高温泉で、古くから須川温泉の直し湯として利用されてきました。
  • 祭畤温泉「かみくら」
    • 神々が降臨するという伝説が残る祭畤山の麓。神々の隠し湯ともうたわれた「祭畤温泉」は美人の湯とも言われ、柔らかな湯はお肌に優しい肌触りです。冷え性や腰痛、関節痛等にも効きます。
  • 山王山温泉「瑞泉郷」
    • 四季折々の風情を感じさせてくれる、栗駒山北麓の一軒宿。東北屈指の泉質と大絶賛の100%天然温泉で、心と体を解き放って日頃の疲れやストレスを癒すことができます。
  • 厳美渓温泉「いつくし園」
    • 一関を代表する観光地・厳美渓。大浴場の広い湯船と檜造りの露天風呂からは、磐井川の清らかなせせらぎを望むことができます。
  • 宝竜温泉「亀の井ホテル一関」
    • その昔竜が昇天し、慈雨を降らせたという宝竜の地に建つ亀の井ホテル一関は眺めも抜群。内風呂・露天風呂とも、天然温泉で栗駒山を見ながらゆっくり入浴できます。
  • 山桜 桃の湯
    • 湯量豊富な源泉かけ流しのひのき風呂、岩風呂、大浴場、大露天風呂、陶器の壺風呂、自然石の石風呂やサウナ・水風呂、岩盤浴、アジアンサウナ、アジアン庭園の足湯、シルク風呂などの17種類のお風呂が楽しめます。

一関市のワーケーション補助金制度

岩手県一関市では「ワーケーション等推進事業費補助金」を導入しています。ワーケーション等を行う方、もしくはワーケーション等を行う方を雇用する方・個人事業主を対象宿泊費や交通費、ワーキングスペース使用料などの経費の一部を助成します。

補助金の詳細はここをクリック
対象者
  • 市外に居住し、ワーケーション等を行う方
  • ワーケーション等を行う方を雇用する方、個人事業主
補助金の内容
対象経費補助率・限度額
宿泊費
ワーキングスペース利用料
1/2(上限5,000円/泊)
居住地から宿泊施設までの往復交通費1/2(上限3,000円/人)
助成要件
  • 市内でワーケーションを行うこと。
岩手県一関市「ワーケーション等推進事業費補助金」紹介サイト
ワーケーション等推進事業費補助金について - 一関市

秋田県(男鹿市)

秋田県 男鹿市

男鹿市の紹介

秋田県の北西部に位置する男鹿市は、三方が日本海に開かれ、男鹿三山や寒風山など国定公園を有する風光明媚な地域。美しい海岸線、豊かな自然、そしてユニークな「なまはげ伝説」で知られています。新鮮な海の幸やマリンスポーツ魅力です。

男鹿市の温泉

1000年以上の歴史を持つといわれる「男鹿温泉郷」は観光の拠点としても便利。夜は豪快な男鹿漁師の石焼き料理やきりたんぽ鍋、しょっつる鍋といった郷土料理が待っています。

  • 男鹿観光ホテル
    • 源泉掛け流しの生まれたての天然温泉。雄大な見晴らしが広がる展望大浴場「満天の湯」や、露天浴場「樹海の湯」でゆっくりとした時間を過ごせます。
  • 男鹿ホテル
    • 自家源泉をから日々生まれたての天然温泉を贅沢に掛け流しで楽しめます。全室海側に面している客室からは、男鹿の海や山はもちろん、晴れた日には遠く白神山地まで望むことができます。
  • 温泉旅館ゆもと
    • 天然温泉100%かけ流し。400年の伝統を誇る元湯温泉です。リウマチや皮膚病、婦人病などに卓効があり、また便秘にも効用があります。
  • 結いの宿 別邸つばき
    • 木の温もりがやさしい内湯と、庭園に囲まれた露天風呂。すべすべ肌の秋田美人を創るお湯で落ち着いた時間を過ごせます。
  • 網元の宿 男鹿萬盛閣
    • 旧浴場で温泉焼けした男鹿石をそのまま再利用した「石亭」には蒸湯スペースを用意。温泉焼けをして赤くなった浴場の石が、男鹿温泉の泉質のよさ、豊富な温泉成分を物語っています。
  • なまはげの湯 元湯雄山閣
    • 男鹿温泉郷の高台に位置する正統和風旅館。自館専用の源泉から噴き出すお湯は、季節や気温で茶褐色、緑、白色と湯色を変えます。湯の花が豊富で、まったりと肌にからみつく湯ざわりを楽しめます。
  • セイコーグランドホテル
    • 全室海側に面した、人に優しい癒しの客室。露天風呂や内風呂、サウナを完備しており、疲れた体をリフレッシュするのにぴったりです。

男鹿市のワーケーション補助金制度

秋田県男鹿市では、「なまはげの里おがワーケーション推進事業」を実施しています。県外の会社員等を対象に、市内に2泊以上滞在して仕事を行った場合に、交通費や滞在費、オフィス利用料などの経費の一部を助成します。

補助金の詳細はここをクリック
対象者

県外の企業又は団体であって、主たる勤務地が県外である社員

補助金の内容
対象経費補助率・限度額
交通費
滞在費
運搬費
オフィス利用料
その他必要経費
1/2(上限上限5万円)
助成要件
  1. 仕事と余暇活動を組み合わせて滞在すること
  2. 男鹿市内に所在する施設等で仕事をすること
  3. 男鹿市内に連続して2泊以上滞在すること
  4. 男鹿市内の宿泊施設に宿泊すること
  5. 市が求めるアンケートに回答すること
秋田県男鹿市「なまはげの里おがワーケーション推進事業」紹介サイト
なまはげの里おがワーケーション推進事業|男鹿市ホームページ
市内宿泊施設に滞在し、仕事(ワーク)をしながら、本市ならではの資源を活用して休暇(バケーション)を楽しむワーケーションを実施する方に対して支援します。

栃木県(日光市)

栃木県 日光市

日光市の紹介

栃木県の北西部に位置する日光市。日光国立公園地域を中心とする山間部や温泉地があり、自然に恵まれている一方で、首都圏からほど近いアクセスの良さから「田舎すぎず、都会過ぎない」絶妙なバランスで暮らしやすい街と言われています。世界遺産「日光東照宮」やラムサール条約登録湿地「奥日光の湿原」をはじめ、四季を通じて変化に富んだ観光・スポーツ・レクリエーションに、国内外から多くの観光客が訪れています。

日光市の温泉

様々な温泉地が存在することでも有名な日光市。以下に、日光市の主要な温泉エリアを紹介します。

  • 鬼怒川温泉エリア
    • 鬼怒川の清流沿いに広がる一大温泉観光地で、多数の旅館やホテルが軒を連ねています。源泉かけ流しの温泉が多く、豊富な湯量が自慢です。周辺の充実したテーマパーク、日光江戸村などでさらに年齢層を広めて親しまれています。
  • 川治温泉エリア
    • 男鹿川と鬼怒川の2つの河川が合流する渓谷に佇む、小さく静かな温泉郷。自然を満喫しながらゆっくりと温泉を楽しむことができます。
  • 湯西川温泉エリア
    • 壇ノ浦の合戦に敗れ逃れてきた平家落人が、温泉を見つけ傷を癒したという平家伝説が伝えられています。湯西川の川沿いに旅館や民家が立ち並び、湯量豊かな温泉や四季を感じる地元料理を堪能できます。
  • 奥鬼怒温泉エリア
    • 関東最後の秘湯と呼ばれる奥鬼怒温泉は、加仁湯、手白沢温泉、日光沢温泉、八丁の湯など泉質の異なる温泉宿が点在します。人里離れた秘湯で、喧騒を忘れのんびりと過ごしたいという人にオススメの温泉です。
  • 奥日光湯元温泉エリア
    • 硫黄泉が豊かに湧き出る湯ノ湖畔の温泉。白濁の硫黄泉が湧く名湯で、神経痛やリウマチに効くといわれています。湯けむりの向こうに広がる湯ノ湖や山々の景観と共に、ゆっくりと温泉を楽しむのがおすすめです。
  • 中禅寺温泉エリア
    • 古くから避暑地として親しまれてきた温泉。泉質は良質な硫化水素泉で、様々な効能があることでも知られています。近くには華厳ノ滝などの観光スポットがあり、四季折々の美しい景観を楽しむことができるのも魅力です。
  • 日光温泉エリア
    • 世界文化遺産「日光の社寺」の周辺に広がる温泉地。宿を起点に日光門前町の散策をしてみるのもオススメです。
  • 川俣温泉エリア
    • まさに秘境の温泉郷という素晴らしい光景が広がる山あいの温泉です。露天風呂が多いことでも有名で、渓谷と美しい山々、悠久の大自然を見渡すことができます。

日光市のワーケーション補助金制度

栃木県日光市は、「日光市ワーケーション実施支援補助金」を導入しています。民間企業又はその社員を対象に、市内の宿泊施設を利用してワーケーションを実施した場合に、宿泊費やコワーキング施設等利用料の一部を助成します

補助金の詳細はここをクリック
対象者
  1. 日光市内の宿泊施設を利用してワーケーションを実施する民間企業又はその社員
  2. ワーケーションを実施する民間企業又はその社員に宿泊プランを提供する旅行会社
補助金の内容
対象経費補助率・限度額
宿泊費1/2(上限5,000円/人・泊)
コワーキング施設利用料1/2(上限1,500円/人・泊)
助成要件
  1. 日光市内の宿泊施設を利用してワーケーションを実施する事業で、1泊以上の宿泊を伴うもの
  2. 日光市内の宿泊施設に1泊以上宿泊してワーケーションを実施する宿泊プラン(旅行会社の場合)
栃木県日光市「ワーケーション実施支援補助金」紹介サイト
日光市ワーケーション実施支援補助金|日光市公式ホームページ
令和5年度分は予算上限に達したため、受付を終了しました。新年度分は令和6年4月1日より受付開始予定です。なお、本補助金は、人数、宿泊数、補助金利用回数の上限はありません。過去に利用した方でも、市内全ての宿泊施設、コワーキング施設で何度でも利用できます。

富山県(全域)

富山県

富山県の紹介

三方を山に囲まれ、北側は富山湾に面した富山県。立山連峰や黒部峡谷といった壮大な自然景観や、数々の温泉地、伝統的な工芸品、新鮮な海の幸など、日本有数の豊かな自然と食に囲まれた地域としても有名です。

富山県の温泉

富山県内には各地に温泉地があり、場所によって泉質や効能もさまざま。富山県で人気の温泉エリアをいくつかご紹介します。

  • 宇奈月温泉
    • 富山県随一の規模を誇る温泉郷。無色透明の湯は、肌にやさしい弱アルカリ性単純泉。源泉温度は90度以上と高く、体の芯から温まる「美肌の湯」として知られています。
  • 氷見温泉郷
    • 泉質はナトリウム・塩化物泉で、慢性的な皮膚病や婦人病に効能があるといわれています。富山湾や立山連峰を眺めながら温泉を堪能できます。
  • 庄川温泉郷
    • 日本観光地百選にも選ばれている「庄川峡」のすぐそばに広がる温泉地。それぞれの宿が源泉を持ち、異なる泉質を楽しめるのが特徴です。
  • 北山鉱泉
    • 1867年(慶応3年)から続く歴史ある湯治場。じっくりと体を温める鉱泉のお湯は、やさしい肌触りが特徴です。
  • 春日温泉
    • 岐阜県から富山湾に流れる神通川の景勝地・神通峡。切り傷や火傷、慢性婦人病などに効能があるというナトリウム・炭酸水素塩・塩化物泉で、肌がなめらかになると評判です。

富山県のワーケーション補助金制度

富山県は、「とやまワーケーション・テレワーク推進事業助成金」という制度を導入しています。県外の民間企業や団体、企業等に所属する社員、個人事業主等を対象に、富山県内で行う地域交流、地域貢献活動を含むワーケーション・テレワークの実施に係る経費の一部を助成します短期コース(5泊6日まで)と長期コース(2か月まで)に分かれているので、注意しましょう。

補助金の詳細はここをクリック
対象者
  • 県外民間企業、団体等(法人格を持たない場合は、規約等に代表者の定めがあること)
  • 県外民間企業、団体等に所属する社員等
  • 県外の個人事業主、フリーランス等
  • 上記ワーケーション実施者に同行する家族等
補助金の内容
コース対象経費補助率・限度額

短期コース
(5泊6日まで)
県内宿泊費(飲食代除く)
コワーキングスペース等の施設利用料
保育料等
1/2
(上限2万5千円/人)
(上限10万円/企業・団体)
長期コース
(2か月まで)
県内宿泊費(飲食代除く)
住居費
交通費
コワーキングスペース等の施設利用料
引越代
レンタカー代
保育料等
1/2
(上限20万円/人)
助成要件
  • 短期コース:
    • 県内で2泊以上すること。
  • 長期コース:
    • 県内で1月につき6泊以上滞在すること。
    • 連続して滞在している期間のうち、滞在日数の半分以上の日はテレワークを実施すること。
    • コワーキングスペースを滞在期間の半分以上利用すること。
  • 共通:
    • 富山県ウェルビーイング特設サイトにおいて「ウェルビーイング・チェック」を実施のうえ、自らのウェルビーイング実感が高まる取組みやアクティビティ等をワーケーションの中に取り入れること。
    • SNS等で今回のワーケーションに係る実施状況(テレワーク環境や地域の情報等のほか、ご自身のウェルビーイングに関する実感や感想)や、富山の仕事や暮らしについて定期的に発信すること。
富山県「とやまワーケーション・テレワーク推進事業助成金」紹介サイト
とやまワーケーション・テレワーク推進事業助成金

岐阜県(郡上市)

岐阜県 郡上市

郡上市の紹介

面積の約90%を山林が占める郡上市は、長良川をはじめとして数多くの川が流れ、緑に囲まれ豊かな水に恵まれた土地。夏の風物詩でもある「郡上踊り」や鮎釣り・ラフティング、冬のスキーなど、楽しめる祭りやスポット、食、レジャーもたくさんあります。

郡上市の温泉

郡上市「ワーケーション利用促進補助金」の対象となる、温泉のある宿泊施設をご紹介します。

  • 満天の宿
    • 石徹白地域へ抜ける山道の中にある全室個室露天風呂付の宿。天然温泉「満天の湯」はとろみのある湯触りが自慢お肌もつるつるになると好評です。

郡上市のワーケーション補助金制度

岐阜県郡上市は「源流ワーケーション」の利用促進を図るため、「郡上市ワーケーション利用促進補助金」を導入しています。市外在住の個人を対象に、市内でワーケーションを実施した場合、宿泊費の一部を補助します。

補助金の詳細はここをクリック
対象者

市内でワーケーションを実施する市外在住の個人

補助金の内容
対象経費補助率・限度額
「源流ワーケーション」滞在プラン費用(※1)1/2以内(上限5,000円/人・泊)
対象宿泊施設の滞在費用(※2)1/2以内(上限3,000円/人・泊)
  1. 滞在プラン 
    • 源流ワーケーションのコンセプトに沿って造成した、市内事業者が提供する滞在プラン。対象プランの内容は、郡上市ワーケーション専用ウェブサイト「源流ワーケーション 岐阜郡上」でご確認ください。
  2. ワーケーションの受入れを推進する対象宿泊施設
    • ワーケーション滞在する者の受入れを推進することを市へ申し出た施設で、「源流ワーケーション 岐阜郡上」の施設情報に掲載されている宿泊施設が対象。
助成要件
  1. ワーケーションの滞在期間中又は実績報告を提出する前までに、ソーシャルネットワーキングサービス(以下「SNS」という。)や企業等のウェブサイトにおいて、体験記や郡上市の魅力(自然、食、文化、人、地域資源等)について発信すること。
  2. 終了後にアンケートの記入に協力すること。
  3. アンケートの記載内容について、郡上市のウェブサイト等への掲載に同意すること。
岐阜県郡上市「ワーケーション利用促進補助金」紹介サイト
郡上市ワーケーション利用促進補助金
関係人口の拡大と本市が推進する「源流ワーケーション」の利用促進を図るため、市内でワーケーションを実施する市外在住の個人に対して、滞在中の宿泊費の一部を補助します。    【ワーケーション】 リゾート地など普段の職場とは異なる場所で、リモー...

長崎県(雲仙市)

長崎県 雲仙市

雲仙市の紹介

自然に囲まれた島原半島の中央から西にかけて広がる雲仙市は、普賢岳、有明海、橘湾に囲まれた「自然と温泉と食の街」。日本初の国立公園として指定された「雲仙天草国立公園」を有しており、四季折々に移ろいゆく美しい景観で人々を魅了します。

雲仙市の温泉

雲仙市では各地に温泉が湧いており、様々な種類の温泉を楽しむことができます。

  • 雲仙温泉
    • 雲仙を代表する観光名所「雲仙地獄」。キリシタン殉教の舞台になったことでも知られ、殉教碑も建てられています。コポコポと音を立てて湧き出す温泉は迫力満点。「温泉たまご」や「湯せんぺい」などの温泉グルメも楽しめます。
  • 小浜温泉
    • 橘湾に面した江戸時代初期からある歴史ある温泉地。全国の温泉の中で熱量・温度とともに一位を誇り、町に30カ所もある源泉は温度100度の湯を一日に15,000トンも湧きだしています。

雲仙市のワーケーション補助金制度

長崎県雲仙市では、「雲仙市ワーケーション等誘致事業補助金」を導入しています。雲仙市内に10名以上で宿泊してワーケーションを体験した場合に、宿泊費やバス・レンタカー代の一部を助成します。

補助金の詳細はここをクリック
対象者
  • ワーケーション等を目的として雲仙市内に宿泊する方(延べ人数10人以上)
補助金の内容
対象経費補助率・限度額
宿泊費宿泊延べ人数×1,000円(上限20万円)
バス・レンタカー等の借上料1/2(上限5万円)
助成要件
  • 滞在期間中、ワーケーション等の実施をSNSで紹介し、本市の魅力を拡散すること。
  • 実施後、社内等で広報宣伝に努めること。
  • 実施後、本市でのワーケーション等についてのアンケートに参加者全員が回答すること。
長崎県雲仙市「ワーケーション等誘致事業補助金」紹介サイト
雲仙市ワーケーション等誘致事業補助金
雲仙市ワーケーション等誘致事業補助金 / 雲仙市

大分県(臼杵市)

大分県 臼杵市

臼杵市の紹介

大分県の東南部に位置する臼杵市は、自然豊かな環境に囲まれた町。戦国時代に大友宗麟によって築城された臼杵城から放射状に広がる城下町、豊後水道に面した臼杵湾を望む海の町、豊かな土壌が広がる山の町から構成されています。新鮮な海の幸や山の幸も楽しむことができ、特に臼杵湾で獲れた関アジや関サバは絶品です。

臼杵市の温泉

臼杵市「リモートワーク・ワーケーション体験拠点事業」の対象となる、温泉のある宿泊施設をご紹介します。

  • 臼杵 湯の里
    • 大パノラマ露天風呂・大浴場・半露天風呂(家族風呂)・内風呂(家族風呂)を完備。地下1300メートルから湧きだしている、自然の恵みたっぷりの天然温泉を楽しめます。
  • 鷺来ヶ迫温泉 俵屋旅館
    • 江戸期から続く飲泉・温泉湯治旅館。飲めば「胃腸の湯」、浸かれば「美人の湯」といわれ、自家源泉から自然湧出する茶褐色の湯が湯船に溢れています。

臼杵市のワーケーション補助金制度

大分県臼杵市では「リモートワーク・ワーケーション体験拠点事業」を推進しています。リモートワークやワーケーションを通じて移住を検討される方を対象に、臼杵市の対象宿泊施設に滞在してリモートワーク等を実施した場合に、宿泊費の一部を助成します。

補助金の詳細はここをクリック
対象者
  1. 臼杵市への移住を検討している方
  2. 臼杵市でリモートワークやワーケーションなどを行う方
  3. 臼杵つながりネットワークに登録していただける方
  4. 本事業に関するアンケート調査などに協力していただける方
補助金の内容
対象経費補助内容
宿泊費自己負担2,000円/1泊
  • 宿泊費12,000円以上は10,000円を差し引いた金額
  • 宿泊費2,000円以下は半額負担
助成要件
  • 臼杵市でリモートワークやワーケーションなどを行うこと
  • 臼杵つながりネットワークに登録すること
  • 本事業に関するアンケート調査などに協力すること
大分県臼杵市「リモートワーク・ワーケーション体験拠点事業」紹介サイト
自然豊かな臼杵市でリモートワークやワーケーションをして移住を検討しませんか? | 臼杵市役所

まとめ

ワーケーションは、働き方に新たな風を吹き込むトレンドとして、全国各地で注目を集めています。特に温泉地でのワーケーションは、自然の中での仕事とリラクゼーションの組み合わせが可能で、心身のリフレッシュに最適です。

本記事で紹介した各地の温泉地自治体が提供するワーケーション補助金制度を活用すれば、コストを抑えつつ、非日常の中での新しい働き方を体験することができます。北海道から九州まで、多様な地域が独自の魅力を提供しており、それぞれに異なる自然環境や温泉の楽しみ方があるでしょう。ワーケーションを通じて地域の文化や自然に触れ、日々の業務に新たなインスピレーションを得ることもできるかもしれません。

これからワーケーションを検討している方、移住や二拠点生活を考えている方は、是非これらの自治体が提供する補助金制度を利用して、新しい働き方と旅のスタイルを体験してみてはいかがでしょうか。

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