【2024年】九州地方のワーケーション補助金制度とは?おすすめ導入自治体紹介!

ワーケーション補助金

リモートワークが浸透する現代社会において、「ワーケーション」という新たな働き方が急速に普及し、注目を集めています。政府もワーケーションを積極的に促進しており、補助金制度を設けている自治体も増えてきました。

補助金制度を活用する事で、予算を抑えながらワーケーションを導入することが出来ます。また、移住や二拠点生活を検討している人にとっても、魅力的な制度となっています。

本記事では、九州地方でワーケーションの補助金制度を導入している自治体をご紹介します。

ワーケーション補助金の制度や注意点についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください↓

佐賀県

佐賀県全域

佐賀県

佐賀県では「お試しテレワーク移住補助金」を導入しています。佐賀県内へのテレワーク移住を検討されている方を対象に、佐賀県内に滞在してテレワークを体験した場合に、お試し体験費用の一部を助成するという制度です。最低14泊15日から利用可能で、最大15万円までが補助されます。

対象者

佐賀県へのテレワーク移住を希望し又は検討している方で、以下のいずれかに該当する方

  1. 佐賀県内に本店、支店又は事業所等の拠点を有しない企業等の経営者、役員又は正規雇用者で、佐賀県外に居住している方
  2. 佐賀県内に拠点を有しない個人事業主、フリーランス等で、佐賀県外に居住している方
期間

令和6年4月1日から

補助金の内容
対象経費補助率・限度額
宿泊費
交通費
施設利用料
レンタカー費用
3/4(上限15万円/人)
助成要件
  • 期間中(14泊15日以上3か月以内)の8割以上の日について佐賀県内に滞在し、テレワークを体験すること
  • 期間中、コワーキングスペース等のテレワーク拠点を複数回利用すること
  • 同一年度内この制度で補助を受けていないこと
  • SNS等で佐賀県内のテレワーク環境や地域情報等を発信すること
  • 県が実施するアンケート、ヒアリング、取材等に協力すること
  • 交付申請に当たって、事前にさが移住サポートデスクに移住相談を行っていること
  • 滞在期間中にさが移住サポートデスク(佐賀)への訪問相談又は事業終了後にオンラインでの移住相談を行うこと
  • 国、県、県内市町等から別に補助金等の交付を受けている場合は、その部分については、本補助金の補助対象外となること
  • 補助事業実施年度の2月末日までに、お試しテレワーク移住の活動が終了するものであること
佐賀県「お試しテレワーク移住補助金」紹介サイト
お試しテレワーク移住補助金|サガスマイル:佐賀県移住情報ポータルサイト
「サガスマイル」は、佐賀県へのUJIターン就職・移住をお考えの方に、移住までの流れや、佐賀の情報、実際に移住した方の声などを発信するポータルサイトです。

長崎県

雲仙市

長崎県 雲仙市

長崎県雲仙市では、「雲仙市ワーケーション等誘致事業補助金」を導入しています。雲仙市内に10名以上で宿泊してワーケーションを体験した場合に、宿泊費やバス・レンタカー代の一部を助成します。

対象者
  • ワーケーション等を目的として雲仙市内に宿泊する方(延べ人数10人以上)
補助金の内容
対象経費補助率・限度額
宿泊費宿泊延べ人数×1,000円(上限20万円)
バス・レンタカー等の借上料1/2(上限5万円)
助成要件
  • 滞在期間中、ワーケーション等の実施をSNSで紹介し、本市の魅力を拡散すること。
  • 実施後、社内等で広報宣伝に努めること。
  • 実施後、本市でのワーケーション等についてのアンケートに参加者全員が回答すること。
長崎県雲仙市「ワーケーション等誘致事業補助金」紹介サイト
雲仙市ワーケーション等誘致事業補助金
雲仙市ワーケーション等誘致事業補助金 / 雲仙市

熊本県

苓北町

熊本県 苓北町

熊本県苓北町では「ワーケーション施設利用推進助成金」を導入しています。町外の法人もしくは個人事業主を対象に、ワーキングスペース富岡城東角櫓を利用し、町の魅力をSNS等で発信した場合に、レンタカー借上げ費用の一部を助成します。

対象者
  1. 町外に所在する法人又は個人事業主であること。
  2. 特定の宗教活動又は政治活動を目的としている者でないこと。
  3. 本町のワーケーション施設を利用した際にSNSなどを活用し、情報発信を行う者であること
補助金の内容
対象経費補助率
レンタカーの借上料1/2

レンタカー借り上げ1台つき1日当たり半額を助成し、1日当たりの上限は次のとおり。

  1. 町内の宿泊施設に宿泊しワーケーション施設を利用:4,000円
  2. 町外の宿泊施設に宿泊又は日帰りでワーケーション施設を利用:2,000円
助成要件
  • ワーキングスペース富岡城東角櫓を利用すること。
  • SNS等を活用して町の魅力の情報発信を行うこと。
熊本県苓北町「ワーケーション施設利用推進助成金」紹介サイト
ワーキングスペース富岡城東角櫓を利用される人に助成金を交付します!
ワーキングスペース富岡城東角櫓を利用される人に助成金を交付します! / 苓北町

大分県

臼杵市

大分県 臼杵市

大分県臼杵市では「リモートワーク・ワーケーション体験拠点事業」を推進しています。リモートワークやワーケーションを通じて移住を検討される方を対象に、臼杵市の対象宿泊施設に滞在してリモートワーク等を実施した場合に、宿泊費の一部を助成します。

対象者
  1. 臼杵市への移住を検討している方
  2. 臼杵市でリモートワークやワーケーションなどを行う方
  3. 臼杵つながりネットワークに登録していただける方
  4. 本事業に関するアンケート調査などに協力していただける方
補助金の内容
対象経費補助内容
宿泊費自己負担2,000円/1泊
  • 宿泊費12,000円以上は10,000円を差し引いた金額
  • 宿泊費2,000円以下は半額負担
助成要件
  • 臼杵市でリモートワークやワーケーションなどを行うこと
  • 臼杵つながりネットワークに登録すること
  • 本事業に関するアンケート調査などに協力すること
大分県臼杵市「リモートワーク・ワーケーション体験拠点事業」紹介サイト
自然豊かな臼杵市でリモートワークやワーケーションをして移住を検討しませんか? | 臼杵市役所

宮崎県

都城市

宮崎県 都城市

宮崎県都城市では「お試し滞在制度補助金」を導入しています。都城市への移住・定住を考えている方を対象に、市内で住居および仕事などを探す、または暮らしを体験するなどの活動を実施した場合に、宿泊費およびレンタカー借上料の一部を助成します。

対象者
  • 市外に住所がある人
  • 本市に滞在する前に、本市に移住相談登録を行った人
  • 本市に滞在する初日から、申請を行うまでの期間に、本市の移住・定住サポートセンターで移住相談(オンラインを利用した相談を含む)を行った人
  • 本市に移住・定住する意思があり、補助要件1~5いずれかの活動を行うために本市を訪れた人
補助金の内容
対象経費補助率・限度額
宿泊費1/2以内(上限3,000円/泊)
レンタカー借上料1/2以内(上限2,500円/日)
助成要件
  1. 市内で住居または、仕事を探す活動
  2. 市内に移住することを前提として、市内で実施されている体験活動などに参加する活動
  3. 市内で就農することを目的とした視察および体験を行う活動
  4. 移住活動の一環として、市の文化や歴史並びに風土および気候を知るための活動
  5. 1から4のほか、市長が特に必要と認める活動
宮崎県都城市「お試し滞在制度補助金」紹介サイト
お試し滞在制度(宿泊費・レンタカー借上料)補助金 - 宮崎県都城市ホームページ
都城市に移住し、定住することを目的に訪れる方に対して、宿泊費の一部を助成する「都城市お試し滞在事業宿泊費助成」を創設しました。この事業を活用して都城市の生活環境を確認してみませんか。

延岡市

宮崎県 延岡市

宮崎県延岡市では「ワーケーション企業誘致促進事業」を推進しています。市内に事業所を持たない個人事業主または会社の従業員を対象に、市内でワーケーションを実施した場合に、交通費や施設利用料、レンタカー利用料の一部を助成します。

また、インターネット用のモバイルルーターを貸し出しします。

対象者
  • 市内に事業所を持たない個人事業主または会社
  • 市内に居住していない対象事業者の従業員など
補助金の内容
対象経費補助率・限度額
居住地~ワーケーション施設の往復交通運賃1/2(上限20,000円)
レンタカー利用料1/2(上限3,000円/日)
対象施設利用料期間や施設により異なる
助成要件
  • 市内でワーケーションを実施すること
宮崎県延岡市「ワーケーション企業誘致促進事業」紹介サイト
延岡企業誘致サイト – 延岡マジでやべぇ

鹿児島県

鹿児島県全域

鹿児島県

鹿児島県では「令和6年度かごしまワーケーション実施支援事業」を実施しています。鹿児島県への移住を見据えている個人や、地域の市町村・企業・団体との連携を検討している県外の法人企業を対象に、県内でワーケーションを実施した場合、経費の一部を助成します。

対象者
  1. 県外在住の個人。ただし、ワーケーション実施を目的とせずに単に同行する者は補助対象としない。
  2. 本県に事業所を有しない法人企業あるいはその従業員であり,県外に在住している者。また、海外に在住している者は補助対象外とする。
期間

応募期間:令和6年4月10日(水曜日)から令和6年11月29日(金曜日)まで
事業実施期間:令和7年1月31日(金曜日)まで

補助の内容
対象経費補助内容
宿泊費
住宅賃料
施設利用料
交通費
執務環境の整備費用
1/2(上限10万円/人)
助成要件
  1. 県外在住の個人
    • ワーケーション実施前,または実施中に鹿児島県へ移住の相談を行うこと。
  2. 県外の法人企業
    • 県内の市町村,企業または団体との交流を行うこと。
鹿児島県「令和6年度かごしまワーケーション実施支援事業」紹介サイト
令和6年度かごしまワーケーション実施支援事業について
令和6年度かごしまワーケーション実施支援事業について:

肝付町

鹿児島県 肝付町

鹿児島県肝属郡肝付町では「地域交流型ワーケーション施設『海辺の音(ね)』」の利用を推進しています。町外から移住、地域間交流、二拠点居住やサテライトオフィス誘致、ワーケーション移住等を検討している方を対象に、お試し居住・お試しオフィスとして1泊1,000円で体験いただけるほか、BBQ道具・SUP・カヤックを無料で貸し出します。

また、「肝付町移住促進レンタカー補助金」を導入しており、町外からの移住を検討している方を対象に、本町での移住活動の際に使用するレンタカー借り上げ料の一部を助成します。

対象者
  1. 地域交流型ワーケーション施設『海辺の音(ね)』利用対象者
    • 町外から本町への移住、地域間交流、二拠点居住やサテライトオフィス誘致、ワーケーション移住等と検討している方
    • お試し居住等に関するアンケートへの協力、感想等の情報発信をできる方
    • 暴力団、若しくはこれらに準ずる者又はその構成員でないこと
  2. レンタカー補助金対象者
    • 鹿児島県外に住所を有し、肝付町への移住を希望する者
    • 肝付町お試し住宅等を利用する者
補助の内容
対象経費補助内容
『海辺の音(ね)』体験料自己負担1,000円
レンタカー借り上げ料1/2(上限5万円)
助成要件
  1. 地域交流型ワーケーション施設『海辺の音(ね)』利用対象者
    • お試し居住等に関するアンケートへの協力、感想等の情報発信をすること
  2. レンタカー補助金対象者
    • 肝付町お試し住宅等を利用すること
鹿児島県肝付町「地域交流型ワーケーション施設『海辺の音(ね)』」紹介サイト
地域交流型ワーケーション施設『海辺の音(ね)』|肝付町
『東洋のフロリダ』と称される肝付町では、美しい内之浦海岸のすぐ近くに、「地域交流型ワーケーション施設『海辺の音(ね)』を、R5年7月にオープン致しました。これまでの移住体験だけでなく、企業ワーケーションやテレワーカーにご活用をいただけるように準備致しました。海辺の音を聞きながら癒やしの時間を過ごしていただきたいと思いま...

募集終了

宮崎市

宮崎県 宮崎市

宮崎県宮崎市では「宮崎WORK&STAY 推進事業補助金」を導入しています。宮崎市でワーケーションを実施する企業・団体・個人と、受入に協力する地元の企業・団体・個人対象に、宿泊費や受入費用の一部を助成します。

「①企業・団体向け ②個人向け ③課題解決型体験受け入れ企業・団体・個人向け」の3種類があり、それぞれ対象によって内容が異なるので確認しましょう。

対象者
  1. 企業・団体向け:1泊2日以上のワーケーションを宮崎市で実施予定の企業・団体
  2. 個人向け:2泊3日以上のワーケーションを宮崎市で実施予定の個人
  3. 課題解決型体験受け入れ企業・団体・個人:課題解決型体験受入れを行う企業・団体の受入に協力する地元の企業・団体・個人
補助金の内容
対象者対象経費補助金額
①企業・団体宿泊費上限3,000円/人・泊
②個人宿泊費上限3,000円/人・泊
③課題解決型体験の受入れ企業・団体・個人体験受入に係る経費上限50,000円/受入1回
助成要件
  1. 企業・団体向け
  2. 個人向け
    • 宮崎市におけるワーケーションの環境(ワーク、食、自然、体験等)などについて、自社ホームページやSNS等で発信すること。
    • アンケートに回答すること。
  3. 課題解決型体験受け入れ企業・団体・個人
    • 来年度以降も引き続きワーケーションの受入を実施すること
宮崎県宮崎市「宮崎WORK&STAY 推進事業補助金」紹介サイト
補助金制度の紹介 | 宮崎市ワーケーション 特設サイト: MIYAZAKI WORK&STAY
宮崎市では、青島や一ツ葉エリア、中心市街地などに様々なワークプレイスやアクティビティを楽しめる環境が整っています。

日向市

宮崎県 日向市

宮崎県日向市では「ワーケーション利用促進事業補助金」を導入しています。日向市でワーケーションを実施する方を対象に、市内の宿泊施設に3泊以上滞在してワーケーション等を行い、魅力を発信した場合に、航空運賃や宿泊費の一部を助成します。

対象者
  1. 日向市ワーケーションを実施しようとするものであること。
  2. メディア等の取材に対し、企業等名及び氏名を公表できること。
  3. 国・都道府県その他の公的機関からワーケーション実証を目的とした助成金等を重複して交付を受けるものでないこと。
期間

令和6年3月31日まで

補助金の内容
対象経費補助率・限度額
航空運賃実費相当額(上限40,000円/往復)
宿泊費1/2以内(上限5,000円/泊)
助成要件
  1. 航空運賃については、補助対象者の居住地と本市の間を移動するための交通費のうち、往路及び復路にかかる航空運賃を対象とし、乗り継ぎを必要とする場合は乗り継ぎの前後いずれの便も対象とする。ただし、乗り継ぎの要否にかかわらず、往路にあっては最終の到着地、復路にあっては最初の出発地が宮崎空港でなければならない。
  2. 本市の宿泊施設に3泊以上滞在(連泊に限る。)すること。
  3. 日向市ワーケーション実施期間中の消費(支出)額を算出すること。
  4. 滞在期間中、日向市ワーケーションの様子をSNSで紹介し、本市の魅力を拡散すること。終了後、市長に体験レポートを提出するとともに、市ホームページ等への掲載に同意すること。また、社内等で広報宣伝に努めること。
  5. 滞在期間中、本市の関係者などと1回以上の情報交換会又は交流会に参加すること。
  6. 同一期間中に同一の企業等による参加者は、10人以内であること。
  7. 補助金の交付は、1企業等当たり1回を限度とすることに同意すること。
宮崎県日向市「ワーケーション利用促進事業補助金」紹介サイト
日向市ワーケーション利用促進事業補助金について- 日向市ホームページ - HYUGA CITY

錦江町

鹿児島県 錦江町

鹿児島県錦江町では「錦江町ワーケーション体験・錦江町お試しサテライトオフィス利用」を推進しています。IT関連企業やテレワークに適した業態の企業、学術研究機関などを対象に、錦江町でワーケーションを実施したり、お試しサテライトオフィスを利用する場合に、町内の一軒家をシェアハウスとして貸し出すほか、交通費の一部を助成します。

対象者
  1. IT関連企業(「インターネット業界・Web業界」「情報処理サービス業界」「ソフトウェア業界」「ハードウェア業界」等)
  2. テレワークに適した業態の企業や学術研究機関
  3. 公序良俗に反していない団体
  4. 当町で『農林水産業』の経営効率化や『人口減少・少子化・高齢化』等過疎地の課題解消等を目的とした実証実験を希望する企業や学術研究機関
期間

募集期間:~2024年3月31日まで

補助金の内容
対象経費
交通費
助成要件
  • 錦江町でワーケーションを実施すること、もしくはお試しサテライトオフィスを利用すること
鹿児島県錦江町「ワーケーション体験・お試しサテライトオフィス利用」紹介サイト
「錦江町お試しサテライトオフィス~南国田舎ワーケーション体験~」ご利用案内

出水市

鹿児島県 出水市

鹿児島県出水市では「お試し居住体験事業」を推進しています。出水市へ移住を検討されている方、またはワーケーションを希望される方を対象に、市内の対象宿泊施設に滞在した場合に、宿泊費の一部を助成します。

対象者

市外に居住する者であって移住又はワーケーションを希望する者

期間

募集期間:~2024年3月31日まで

補助金の内容
対象経費
交通費
助成要件
鹿児島県出水市「お試し居住体験事業」紹介サイト
お試し居住体験事業について |鹿児島県出水市 みんなでつくる活力都市 住みたいまち 出水市
鹿児島県出水市の公式HPです。出水には、国指定の特別天然記念物「ツル」が、越冬のために遠くロシアのシベリアや中国東北地方から渡ってきます。天空を乱舞するツルの神秘的な姿を一度ご覧になりませんか?皆様のお越しを心よりお待ちしています。

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