リモートワークが浸透する現代社会において、「ワーケーション」という新たな働き方が急速に普及し、注目を集めています。政府もワーケーションを積極的に促進しており、補助金制度を設けている自治体も増えてきました。
補助金制度を活用する事で、予算を抑えながらワーケーションを導入することが出来ます。また、移住や二拠点生活を検討している人にとっても、魅力的な制度となっています。
本記事では、関東地方でワーケーションの補助金制度を導入している自治体をご紹介します。
ワーケーション補助金の制度や注意点についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください↓
栃木県
日光市
栃木県日光市は、「日光市ワーケーション実施支援補助金」を導入しています。民間企業又はその社員を対象に、市内の宿泊施設を利用してワーケーションを実施した場合に、宿泊費やコワーキング施設等利用料の一部を助成します。
対象者
日光市内の宿泊施設を利用してワーケーションを実施する民間企業又はその社員
補助金の内容
対象経費 | 補助率・限度額 |
---|---|
宿泊費 | 1/2(上限5,000円/人・泊) |
コワーキング施設利用料 | 1/2(上限1,500円/人・泊) |
助成要件
日光市内の宿泊施設を利用してワーケーションを実施する事業で、1泊以上の宿泊を伴うこと
栃木県日光市「ワーケーション実施支援補助金」紹介サイト
群馬県
みなかみ町
群馬県みなかみ町は、「みなかみ町移住・テレワークに係るレンタカー借上料補助金」を導入しています。町外の方を対象に、移住検討のための視察や、テレワークおよびワ―ケーションを目的としたテレワーク施設を利用した場合に、レンタカーの借上料の一部を助成します。
対象者
- 町外に住所がある者
- 本町への移住検討のための視察、またはテレワークおよびワーケーションを目的としたテレワーク施設を利用する者
補助金の内容
対象経費 | 補助金額・限度日数 |
---|---|
レンタカー借上料 | 3,000円/日(最大3日間) |
助成要件
- 本町への移住検討のための視察をすること
- テレワークおよびワーケーションを目的としたテレワーク施設を利用すること
群馬県みなかみ町「移住・テレワークに係るレンタカー借上料補助金」紹介サイト
募集終了
栃木県全域(個人事業主・フリーランス向け)
栃木県は「気軽におためし!サテライトオフィス体験支援補助金@とちぎ(栃木県お試しサテライトオフィス設置推進事業)」を導入しています。地方生活を検討する東京圏のフリーランスの方を対象に、県内で「お試し勤務」を行う場合、オフィス利用料や事務機器のレンタル費用、引越代などの経費を補助します。
対象者
以下の要件に該当するフリーランスの方
- 特定の企業や団体、組織に専従しない独立した形態で業務を行っていること
- 東京圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)に在住していること
- 通常業務を実施する場所が東京圏に所在すること
補助金の内容
対象経費 | 補助金額 |
---|---|
宿泊費・賃借料・利用料 通信費 業務上の交通費 生活に要する経費 | 最大10万円 |
助成要件
- 最短5日(4泊5日)から最長1ヶ月間(30 泊 31 日)、栃木県内で「お試し勤務」を行うこと。
- 県や県内市町の実施するアンケートやヒアリング調査等に協力すること。
栃木県「栃木県お試しサテライトオフィス設置推進事業」紹介サイト
栃木県全域(会社員の方向け)
栃木県は「とちぎでTRY!テレワーク移住体験補助金」を導入しています。東京圏の法人に勤務しており、地方への移住に関心がある従業員の方を対象に、お試しテレワークのために栃木県に滞在した場合、施設の宿泊費・賃料・利用料や、保育施設の利用料、レンタカー利用料、交通費、ポケットWi-Fiレンタル料などの経費を補助します。
対象者
次の要件の全てを満たす方
- 東京圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)に在住している者であること。
- 東京圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)で勤務している者であること。
- お試しテレワークを実施する全期間にわたり本県内に滞在場所を確保すること。
- 本県を含む地方への移住志向を有する者であること。
補助金の内容
対象経費 | 補助金額 |
---|---|
宿泊費・賃借料・利用料 通信費 交通費 生活に要する経費 | 最大10万円 |
助成要件
- 最短5日(4泊5日)から最長1ヶ月間(30 泊 31 日)、栃木県内で「お試しテレワーク」を行うこと。
- 県や県内市町の実施するアンケートやヒアリング調査等に協力すること。
栃木県「とちぎでTRY!テレワーク移住体験補助金」紹介サイト
渋川市
群馬県渋川市は、「ワーケーション導入支援補助金」を導入しています。民間企業、個人事業主及び団体等を対象に、市内の宿泊施設を利用してワーケーションを実施した場合に、宿泊費の一部を支援します。
対象者
市内の宿泊施設を利用してワーケーションを実施する民間企業、個人事業主及び団体等
期間
補助対象期間:令和5年4月15日から令和6年2月28日までの宿泊
補助金の内容
対象経費 | 補助率・限度額 |
---|---|
宿泊費 | 1/2(上限5,000円/泊) |
助成要件
市内の旅館業を営む宿泊施設に2泊以上宿泊すること(金、土、祝前日および12月28日から1月3日の宿泊を除く)
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